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千ヶ滝用水の温水路

京都盆地の地下に巨大な湖

褐色森林土

地球上の炭素循環


褐色森林土


「褐色森林土」をご存じでしょうか。この土が日本の国土を生物多様にしている、原因です。世界にもたぐいまれな豊かな大地なのです。日本が「黄金の国」とも言われますが、生物相豊かな「土の国」でもあるのです。

(南條正巳 東北大学大学院農学研究科) わが国の地形は急峻で侵食と堆積そして火山活動の影響が強く、概して若い土壌が多く分布します。
林野と農耕地では別の方式で土壌が分類されていますが、ここでは農耕地土壌分類を用います。農耕地土壌分類は国土3780万haのうち約500万haをカバーするだけですが、低地から山地までの広く扱えるためです。
森林面積は農耕地の約5倍ありますが、その約3/4は褐色森林土です。

農耕地土壌分類は1995年に第3次改訂版が公表され、土壌は24種類の土壌群に分けられています。この24の土壌群は4種類のグループとその他に大別されています。4種類のグループとは有機質土壌グループ、黒ボク土壌グループ、低地土壌グループ、陸成土壌グループです。有機質土壌グループと低地土壌グループは図5の低地に主として分布し、これらの2つは前者は有機質、後者は無機質と土壌を構成する物質の主な内容から区別されます。黒ボク土壌グループと陸成土壌グループは主に台地・丘陵地と山地に分布し、前者は活性Alに基づく特性が顕著なので区別できます。








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