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川津絵理子 設計部 株式会社藤島建設

どんなエコハウスマイスターになりたいですか?

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川津さんはこちらの会社に入られて何年ですか

私もうじき10年です。9年半とか。
結構なもう古株なんですけど。ここは元々加工工場があって、それは埼玉スタジアムの近くに移転しまして、そこで加工してますね。

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エコハウスマイスターの養成講座に参加されたきっかけは

丸谷先生のデザイン塾に当社のものが行ってまして、おそらく、そこから今回のエコハウスマイスターの話いただいて、結構中身が重複するところがあるということで、そっちのデザイン塾に行ってないもので、誰かいかないかっていうことで、設計部の課長から最初話がありまして。そういうところで、丸谷先生とのつながりもあって、デザイン塾からの流れだと思います。それで市川さんと、私の二人に声がかかりました。

6回の講義を受講した感想を教えてください。

おそらく私は、他に受けられていた方よりも、ちょっと知識がない中で通わせていただいちゃってたところもあったと思うので、最初「そらどま」の話しを聞いて、土壁ですとか、竹小舞とかその辺の話を聞いてて、やっぱり自然素材っていいんだなって。やっぱり壁も呼吸しなきゃ、いけないんだなって思っていたら、また別のときは普通の断熱材使ってっていうお話もあって、途中からどっちが正解はないですけれどもっていうので、いろいろ考えさせられたと言いますか。
そんな中で、サッシの話は、衝撃撃でしたね。
今うちの会社も、気密タイプと普通タイプの住宅があって、一応高気密の方は、樹脂とアルミの複合サッシ使ってるんですけど、それ使えば大丈夫って思ってたのが、対して上がってないし、なんだこれっていうその衝撃が強かったです。サッシの性能を上げる。これで多分解決するんだろうなと。

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建売の断熱は何を使ってますか。

グラスウールだと思います。注文のほうは。ポリシチレンですね。スタイルホーム。厚さは、50mmですね。
前まで40だったんですけど、次世代省エネに適応させるために、特別にデータなんかをとったのかな。そのときに、50mmに変えましたね。
高気密と普通のと、今二本立てでいってまして、私入社がもうじき10年で、その10年前から高気密の方は、スタイルホームで、そうじゃないのはグラスウールだったんですけど。でもそれでももう78年前ぐらいには変えましたね。両方とも。

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養成講座で学んだことで、実際に設計に取り入れられそうなことはありましたか。

ちょっと興味があったのは、西とか南とか北とかの壁面で、断熱材の厚みを分けるって言ってた、あれができたらいいのかなと思いましたね。ただ、ああいうのって屋根とかどうなっちゃうのかな。だって外壁の厚みが違うわけですよね、それぞれ。外壁っていうか中から外までの。そうすると、こっちは、全部で150だけど、こっちは250とかってなったときに、軒の出が。
その辺も帰りにイチカワとでも屋根がどうなっちゃうのかなとか言って話しながら帰ってきたんですけど。
でも別に、軒の出が違ってても、そんなに気にはならないですね。まあ何センチかの差ですよね。
あとほんとに、実践の感じで話しを聞いていたので、うづくりの床は、踏んだときに間に空気層ができるから、断熱になるんですよっていうお話を、丸谷先生がされていて、それがすごい、その次から常にお客さんに話してます。
そういう身近なものがすごい印象に残ってるって言いますか。

どんなエコハウスマイスターになりたいですか。

どんな。と言いますと、ちょっと難しいですけれども。もちろん、家自体もそうではあるんですが、やっぱりそれって自分ができることは限られてくるので、ちょっと論点ずれちゃうかもしれないんですけど、暮らし方だったりですとか、ちょこっとした気遣いを気にとめることで、エコとかってできるので、そういうのから、発信していければいいんじゃないかと思ってる。ちょっと、だいぶずれちゃってたら、すみません。
どうなんですかね。やっぱり家の断熱性能上げるとか、この前のサッシの性能上げるとかも、もちろんそうなんですけど、それよりどっちかっていうと暮らし方だったりとか、あとパッシブの考えを取り入れ、自然そうなものを、畜熱ともとかもありましたし、そこからの輻射熱で、他を温めるですとか、そういうもうちょっと自然を使った建物というかを、作っていければと思います。ちょっと違うかな。
やっぱり、夏のことばっかり考えて作ってたから、当たり前なんですけど、冬の太陽の熱だったり、あと太陽光も、光じゃなくて、熱のほうが、効率がいいじゃないですか。最近は、そんなのは、まだそこまで普及していないので、そういうのもちょっと取り入れつつ、何かできたらいいなって思います。